現車確認への道のり
2014年の10月30日に、隣町へラシーンを見に行きました。
兄弟Blogの方にも記載していたのですが、この日バイクで向かっています。
嫁がスイフトで出社する予定だったので、交通手段がこれしかなかったんですね。
…結構楽しかったのですが、このツーリングをキッカケにして、
2週間位、めちゃくちゃ長引く風邪引いたのを覚えています。
話はさておき、いよいよ現車との対面です。
ラシーンとの対面
ラシーンと無事対面できました。
グリルが縦の格子状になっている後期型、1999年式のTYPE2というグレードです。色はサンドベージュ。
オーナーさんは壮年の、たくさんの車に乗っている方でした。
もともと修理して登録を済ませて乗る予定だったそうなのですが、なかなか時間が取れず、出品と相成ったようです。
女性ワンオーナーの禁煙車両でした。
サイドビュー。ぱっと見はとてもキレイです。
後ろからの天井ビュー。
ルーフレール付き。残念ながらサンルーフは有りません。
バックショット。テンパータイヤを固定するタイヤホルダーに、15年もののタイヤカバーが鎮座します。
背面パネルに関しては、交換などに至ったようなキズ・へこみなどはなさそうでした。
内装も、大きな汚れなどは有りませんでした。
エンジンを掛けさせて頂いて、エアコンや燈火器類も一通りチェックしたのですが、問題なく作動を確認できました。
ただ掃除が全くされていなかったようで、非常に埃っぽかったのが難点でしょうか。
それは後でクリーニング業者に頼めばクリアになります。
内装はコンディション面では特に問題なし。
屋根付きガレージでの保管だったということも有り、
15年の歳月を感じさせない、かなりきれいなエンジンルームでした。
バッテリーは新品に交換されていました(上がっていたので、ジャンプアップして始動)。
ゴム類に幾らかの劣化は見られましたが、エンジン音は比較的静かでした。
メーターも曇りなく綺麗。走行距離は56928km。まだ6万キロ走っていません(汗
1年計算すると、4300km…。年間1万キロ走ってなかったのか。。
難点、というか現状の問題点も有りました。
ここまでいいことばかり書いてきましたが、もちろん悪いことも有りました。
まず、この車全体的に小キズが多い。
外装の傷達 バンパー
フロントバンパーの傷。と言うか塗装の剥がれ。
これは大きい方で、飛び石によるものと思われる小さな傷がもう2箇所ほど有りました。
左後方
左側のリアホイールハウスの側面に、擦って発生したような亀裂、そしてサビが有ります。
おそらく擦ったか、ブツケたかのどちらかでしょう。塗装が剥がれた部分から、サビてしまっているようです。
ラシーンはホイールハウスのリブ部分などにも鉄を使用していて、なおかつシーリングなどの防錆処理もさほど厳重でないです。
そのため傷⇒サビという事象に至りやすく、一部では「サビが多い車」としてありがたくない定評があるようです。
ホイールカバー
ホイールカバーは4本ともスレて傷が付いていました。ごっそり塗装が剥がれていたものも有りました。
なお、タイヤはピレリのP6 185/65 14Rが9部山で取り付けられていました。
これはラッキー。
左右のバンパーの角に傷。。
どうも前のオーナーさんはあまり車幅感覚とかが、乏しかったのかなと思えてきました。。
こんなかんじで、いたるところに小キズがある車でした。とは言え、左後方のサビ以外は性能機能に影響をあたえるものではなく、
そのうち治すつもりで我慢すれば、なんとかやっていけるだろうと思えるレベルでした。
問題はこの次なんです。。
マフラー終端部からの排気漏れ
はい、これが本当にどうしようかと思わせる最大の壁でした。
運転席にいても結構うるさい。少しアクセルを煽るだけで、ブオーーーーン!ブオン!と、シルビアか何かのスポーツマフラーのような音がします。
それは、
「これは運転し続けていたら確実に難聴になるな」
と思わせるに十分たる音量でした。
ちょうど写真を撮影していなかったのですが、サイレンサーのどこかから音が漏れていることは確実でした。
ただそれがどこか全然分からなかったんです。
これはかなり悩みました。
「サイレンサーを交換すればなんとかなるだろう」
というなにかこう、革新めいた気持ちと、
「マフラー交換とか絶対に楽しいだろう」
というある種変態的な声が心の底から聞こえてきて、最終的には購入を決断することに成ります。
その後
ヤフオクから終了間際に入札して、ラシーンを落札しました。
順調に段取りを進め、1週間ほど後に、出品者のご友人の方に、ローダーで配送してもらいました(別料金を払いました)。
ここから、マフラー交換から車検を通すまでの、悪戦苦闘が始まるのでした。
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