こんなのが発売されていました。
ホンダ N-BOXのエレメントスタイルパッケージと言うそうです。
(公式HP)
僕が大好きなホンダのSUV エレメントを、自社でセルフオマージュ、というかカラーリングをぱくったスペシャル仕様ですね。
東京オートサロンで発売が予告されていたようですが、先日までこの存在を知りませんでした。
個人的にこれはとても好きです。これならN-BOX買ってもいいかもと思ってしまいました。
エレメントとは
エレメントは2000年ごろに発売された、北米生産&北米向けに発売された車両です。ホンダの高級車販売店の「クリオ店」が現役だったころ、MDXなどと一緒に数量限定で輸入されました。
僕はその緑色が大好きなんです。これはラシーンのシダーグリーン好きに通じるものがあると感じています。
もともと台数が少ないうえに、その中でもよく売れたのがシルバーや黒、いいところオレンジ。緑は本当に少ないんです。
ある日街中で緑のエレメントを見かけて、「うぉー激レアな緑色だ!」と興奮して、追いかけようとしたら危うく信号無視しかけたことがあります(実話)
そのくらい好きです。
カラーリングの詳細
このN-BOXは、エレメントのテイストをとてもよく反映していると思います。
色の塗り分け方とか、無塗装樹脂バンパーの採用。パーツの再構成と塗り分けだけで、ここまで印象が変わるのかと驚く次第です。
グリルはちょっとダサいけど、まぁある意味ホンダらしい。
車の魅力を決定づけるのは、やはり外観・カラーリングなのだなぁ。そう感じさせられました。
特別仕様車を出せた理由と、車両のチョイスについて
しかしまぁこんなアクの強い特別使用車、このご時世によく出たなと思います。
まぁその理由は、「たくさん売れて設備の減価償却できたから」なんでしょうね。売れるが正義。
あとは、スズキのハスラーが馬鹿売れしたこともあり、カラーリングなどで多少冒険しやすくなったというのも見逃せない要因だと思います。
実際自分の嫁も、「これハスラーっぽいね」と開口一番に言っていたので、やはりそう見えるようです。
それから、これってともすれば、チョップドワゴンスタイルのN/(エヌスラッシュ)に採用されてもおかしくないテイストだと思うんです。ですが、通常のN-BOXに採用された。これは正解だと思います。
エレメントは
- 観音開きドアの採用
- 防水シート&フロア
- 上下分割式テールゲート
- 後席跳ね上げ式シート
などなど、意欲的なギミックを多数採用して利便性を高めていました。その事実を鑑みるならば、ステップバーンの再来を狙って、軽トールワゴンの再定義を行おうとしたN-BOXのほうが、僕は「エレメントらしさ」を感じる気がするのです。
あと、ぶっちゃけ/よりBOXの方が数は出るはず。
まとめ
N-BOX自体、以前記事にしたようにとてもよくできた軽トールワゴンです。
徹底的に低速トルク&燃費を追求したエンジンで、街乗りではかなり快適に走れます。
こちらの特別使用車では、初期ロットで大問題になった、「雨漏り」や「新車の錆」もクリアされているでしょうから、好きになったら+25万円はお買い得だと思います。
このクオリティでオールペイントしたら25万円じゃあ済まないぜ~。
こういう魅力的な車が、これからもたくさん出てきてほしいと思いました。
以上です。
本家のエレメントは大好きな車でした。
こういう車が増えると楽しいですね(^-^)
最近自動車メーカーさんはお忘れのような…
車が玩具であることを…
私の独断と偏見です(^-^;
>たかさん
こちらでもコメントありがとうございます。
車はおもちゃであるという視点は面白いですね。
実用性に特化した乗り物が売れているところでは有りますが、
そこにどれだけ遊び心を持たせられるかというのが、車の浮揚のきっかけになるのではと思います。
現にクラシックカーは、性能的には今の車の足元に及ばないものの、現在進行形で多くの人の心を魅了しているわけですから。
初めまして。
エレメントで検索したところこのページを見つけました。
今、グリーンのエレメントに乗っています❗この車が好きな人を見つけてとても嬉しいです。
⇒ますみさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
緑のエレメントほんとに羨ましいです。僕が一番好きな車といっても過言ではありません。
これからも大事に乗ってあげてください。