ラシーンのオイル交換:日産ユーロスペシャル

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今年の年明けにオイル交換をして以来、久しぶりにラシーンのエンジンオイル交換を行います。

今回交換するにあたり、このオイルを購入しました。

 

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日産の純正オイル ユーロスペシャル 10w-40です。

 

 

日産 ユーロスペシャルとは

いつもお世話になっている、エヌツーファクトリーさんのコメントを引用すると、

販売資料などが無く憶測になりますが、国内石油メーカー製の鉱物油で、規格・粘度共に一世代前のもので、

APIとヨーロッパ車向けのACEAの記載があるように国産、外車問わずに高年式車用のガソリン、ディーゼル兼用オイルとして販売しているようです。

※製造元や仕様はメーカーによって変更される場合がございますので絶対ではございません。

SAE:10W-40
API:SL/CF
ACEA:A3/B3

 

現在は”SN”がSAEの最新企画なので、その2つ前の基準に適合したオイル。

最近はオイルが燃費重視になっていて、0W-20や、固くても5W-30という柔らかいオイルがトレンド。複数の目線から見て、古い規格のといって過言ではないオイルです。

ACEA:A3/B3の記載から、ディーゼルにも使えるオイル。

おそらくオイル自体は、JXや出光と言ったメーカーが生産し、日産ブランドで販売されているのだと思います(これは普通のコトです)。

 

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ラシーンについてはエンジン自体が2世代は旧いものですので、固めでちょうどいいと考えました。

今まで入れていたモチュール4100が全化学合成で、今回のユーロスペシャルが鉱物油ベースとのことなので、その差が乗って感じられるのか、気になるところ。

(最近モチュールのオイルが値上がりしたようで、これまで買っていた4100が500円近く上昇してしまいました。4本でユーロスペシャル20Lと同等の価格になってしまうので、今回はコストをとってみることにします。)

 

オイル交換スタート

作業は、気温が上がらない朝方実施します。夕方は宇都宮は夕立の危険性が高くて怖いのです。

軽くまちなかを5km程度走り、オイルを十分温めてから作業開始。

 

手順1:斜体のリフトアップ

まず右側のタイヤのボルトを緩めておきます。

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その後ジャッキアップして

 

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馬を噛ませて

 

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車体のバランスに気をつけながらタイヤを外します。

タイヤを外したほうが作業が非常にやりやすいです。

 

手順2:ドレンボルト外し

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ドレンボルトからオイルを抜きます。ドレンは12番のレンチで外します。

 

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気持ち茶色っぽくもあるものの、真っ黒といって差し支えないオイルが出てきました。

 

 

手順3:オイルフィルター外し

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オイルを抜ききったら、フィルターレンチでオイルフィルターを外します。あの水色のやつです。

オイルがこぼれてくるので注意。

 

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外したフィルターからもオイルが出てきますので、オイル受けに入れましょう。

つやつやの真っ黒です。

 

 

 

※余談

ちなみにですね、前回の交換が3月末なんです。

ラシーンのオイル交換とタイヤ交換

ラシーンがあまり出動しなかったので、1800kmくらいしか走っていないんです。

それでこんなにオイルが真っ黒になるんです。

 

おそらく「こんなもの」なのかもしれませんが… 

オイルって過酷な環境なんだなと思いました。あと、少なくてももう2000kmくらい走ってからの交換でも良かったなと思いました(苦笑

交換頻度が旧車バイク並みです。ちょっと短すぎ。次回はまた春先でいいなあ。

 

 

手順4:オイルフィルター/ドレンボルト交換

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新しいフィルターに交換します。

 

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オイルフィルターは、PITWORK純正のものを使っていたのですが、今回はお盆休みと重なりショップや日産部品が休みだったので、ホームセンターに売っていたLe Manというブランドを使ってみました。

蓋を開けたら、同じ青いもの。PMC(パシフィック工業株式会社)というメーカーが製造しているようです。PMC社が純正のOEMしているかはHPなどからは不明。ちょっと調べてみたいと思います。

 

 

 

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パッキン部分に新油を垂らし、

 

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手締で締まりきるところまで締めきって、最後はレンチを引っ掛けて1/4回転。

 

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そしてドレンボルトを装着します。

 

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ドレンパッキンは新品を。こちらも手締して、1/6~1/4回転程度回せばOK。

ここからオイルを入れていきます。

 

 

手順5:オイルを入れる

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オイルはペール缶からの注油は難しいので、ジョウゴを使って入れます。

斜めにして気をつけて。

 

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全化学合成の透明に近いあめ色とはちょっと違う感じがするものの、綺麗なオイルでした。

 

 

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オイルを入れるときは、馬とジャッキを外して車体を水平にしましょう。

当然タイヤを付けるのも忘れずに。

 

 

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写真はスイフトへの注油風景

3リットル程度入れました。実際のところ2.8リットルというところでしょうか。

これ以降の写真はごめんなさい、雨が降ってきたので作業を急いだため撮っていません。

 

↓さらに詳細な手順は、こちらの記事をご覧ください。より細かく記載しています。

ラシーンのオイル交換+オイルフィルター交換

 

 

走行インプレッション

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これまでの10W-40を入れていたので、吹け上がりなどは変わらず。

まぁ気持ち加速が鈍い、車体が重くなった感じもするんですが、それがオイルを交換したということをふせられたら、わかるかどうか微妙なレベル。

 

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まあエンジンの掛かりもいいし、変な音や吹け上がりの引っ掛かりなども皆無で、むしろ静かになったと感じるくらい。

もう少し走りこんで、様子を見てみたいと思います。

これでよさ気なオイルだったら、リピート確定&再レポートしたいと思います。

 

 

以上です。

 

 

 

2 件のコメント

  • こんばんは。
    10w-40で、この値段は魅力的ですね。
    ペール缶しか無いのが残念ですが、追加レポートが楽しみです。

    • >ラシーンカフェさん
      コメントありがとうございます。
      ラシーン相手には良いオイルだと思います。リッター500円切りますね。
      後々またレポートします。

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