ラシーンの荷室のサイズイメージ

ラシーンの荷室についてまとめた記事を以前書いていました。

ラシーンの荷室・リアハッチについてのまとめ(その1)

↑当該記事

今回、詳細な情報をもう少し追加しようと思いましたので、新たに記事を書きます。

狭い狭いと評判の荷室。実際どのくらいなのかまとめてみましょう。

結論を言ってしまえば、

ラシーンの荷室は、ステーションワゴンと思ったら狭く、コンパクトカーと思えばまぁ狭くない。

そんな感じです。

ラシーンの荷室の寸法

寸法は、下記の画像のようになります。

• 横幅：100cm
• 最大横幅：125cm
• 奥行き：65cm
• 高さ：75cm

こんな感じです。これはリアシートを立てた5人乗り状態でのサイズです。

なお高さは、仕切板を外せば14cm程度深くすることが可能です。

これは優れたパッケージングと評判の、フィットと同じ程度の荷室スペースなんです。

結構いいと思いません？？

（ただ高さ方向が１０ｃｍ小さいのは結構痛かったりもするんですがね。）

実際の荷載せの様子

ではラシーンに実際荷物を載せたら、どうなるかをインプレします。

用意したのはこれらです。

まずキャリーバッグ。

寸法は60cm✕30cm✕25cm程度。

大人の2人の1泊2日程度をこなすのにちょうどいいサイズです。

もう一つがホームセンターで購入したスツール。

高さが70cm、座椅子部分が直径35cm程度です。

これをラシーンに載せます。

こんな感じになります。なんとかキャリーバッグを横に倒して載せることができました。2つ積み上げることもできそうです。

1泊～2泊程度のドライブだったら、キャリーバッグに着替えを詰めて、ハンドバッグを後席に置き、お土産を買って帰るくらいだったら余裕でこなせると思います。

ただ、これ以上の3泊4日程度のサイズのキャリーバッグだと、寝かせて載せるのが厳しそうです。

縦にして載せることもできるのですが、今後はリアシートが干渉したり、リアハッチとぶつかってしまう可能性が出てきます。

荷室を広げる方法

底の仕切り板／二重底を外せば、ここから14cm程度深くすることが可能です。

ですので、1泊2日程度用のバッグと、ボストンバッグやリュックなどを併用することで、上手く分散させる必要があるでしょう。

追記：2018/1/5

実際帰省に使った時の様子。シートは倒していません。二重底も外さない通常の状態です。

入れたものは、

• 上記のキャリーバッグ。大人の3泊分の衣類。
• 大人用リュック1個
• 子供のお昼寝用布団
• Lサイズのおむつ50枚パック
• 着替えを入れたGUの大きな袋
• 子供用具を入れる大型トートバッグ（2Lペットボトル3本は入る）

コレだけ詰め込んで、こんな感じです。まだ後ろは見えます。

上手く積めば、コンパクトカーとしては十分な積載力を持っていると思います。

たくさん物を積みたい場合

これ以上のサイズのものを積み込もうとしたら、4：6の分割シートを片方倒すしかありません。

3人で移動する場合は、これでも問題ないと思います。相当な荷物が乗るでしょう。

http://www.blooom.net/

それ以上のものを積みたいと思ったら、ルーフキャリア・ルーフボックスをつけるのがベターだと思います。

コロンブスの卵的な発想

後は、本当に荷物を載せて移動する場合は、レンタカーを借りるのも立派な選択肢だと思います。

普段からバンバン荷物を載せて移動する場合ならいざしらず、数ヶ月に1回・年に数回のイベントのために、大きな車を買うというのもナンセンスかもしれません。

普段は好きな車に乗って、必要に応じてレンタカーなどのシェアリングサービスを使う。

これもまた効率がよく、楽しい人生の過ごし方のひとつになるかと思っています。

まとめ

ラシーンの荷室は決して広くはないですが、工夫すれば結構な荷物が乗ります。

先入観にとらわれがちですが、ステーションワゴンと言うには心もとないものの、コンパクトカーとして考えたら、現行車と見劣りしない荷室は持っています。

ラシーンが気になるけれど、荷室の狭さが気になっている…という方も、普段から大量の荷物を載せるのでなければ、十分選択肢に載せていい車だと思います。

参考になれば幸いです。

以上です。