先日はラシーンに乗ってバーベキューをしに行きましたが、今回はピクニックです。
場所は宇都宮美術館に併設されている、宇都宮文化の森。
僕が栃木県で好きな場所TOP3に入る場所です。
5月の初夏ということも有り、最高のコンディションでした。僕が1年で一番好きな、新緑の季節を思う存分満喫できました。
ピクニックですので、嫁のYさんがお弁当を作ってくれました。とても美味しかったです。
この森と広場自体が自由スペースになっていて、いつもはボール遊びをしたり駆けまわる子どもたちがいたりして結構賑やかなののですが、この日に限ってはとても静かでした。貸し切りです。
青々とした若葉が美しい、桜の木陰にレジャーシートを敷いて、寝っ転がって楽しむことが出来ました。
最高に贅沢な時間でした。
それから美術館の企画展で、ガレ展をやっていました。
エミール・ガレのガラス作品を多数展示してありました。
ざっくりと説明すると、1800年代末に活躍したフランス人で、「アール・ヌーヴォー(新しい芸術)」の時代を代表する作家さんです。
作品をイメージ検索していただけるとよく分かるんですが、まぁものすごい装飾の数々なんです。
バカラとかウェッジウッドなどの有名ブランドに対抗するために、
- 「古伊万里や浮世絵をモチーフにしたジャポニズム」
- 「学者でもある植物&昆虫の知識をガラス細工に落としこむ」
と言った、ある種変態的とも言える手法を取り入れて、当時のヨーロッパで一大ムーブメントを起こしました。
いろんな作品を見て、表現手法とか色合いの選び方など、とても勉強になりました。
何より一番勉強になったのが、「新しい価値観を作るのは異世界との融合」であるということですね。
今回のガレだと、ガラス細工に”学者レベルの知識を元にした昆虫のデザイン”というエッセンスを加えたので、新しい価値観が生まれたわけです。
車にしてみれば、高級セダンにオフロードのテイストを入れてハリアーのようなクロスオーバーにしたり、バンに快適空間をインストールしてアルファードみたいな高級ミニバンができたり。「車中泊」という概念が取り入れられたのも、ここ10年以内のことだと思います。
こんな感じで、新しい物を作り出したり、新しい価値を想像するためには、やはりいろんな物に見聞きして触れていかないといけないんだと改めて感じた次第です。
まぁこれも事前にピクニックで寝っ転がって、頭をすっきりさせることが出来たからこそかも知れません。
本当に充実した休日になりました。
またラシーンで遊びに行きたいと思います。
以上です。
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