ラシーン プレミアムRXプラグへの交換

NGK社が開発したスパークプラグ、プレミアムRX。

50年以上の歴史がある同社における、最高クラスのフラッグシップ、プレミアム商品として登場した製品です。

メーカー公式の紹介ページ

 

その特性は極めてたくさんあるようなのですが、いくつか列記すると、

  • 10万km以上の長寿命(普通車で12万km/軽自動車で6万km)
  • 火花が強く、エンジン始動時間は一般プラグに比べて0.67秒も短縮。
  • 優れた燃焼力。燃費は一般プラグに比べて2.2%向上し、アイドリング時の消費燃料は1.9%低減。
  • 30→70km/hに到達するまでの時間も、0.5秒アップ。

 

とまあ、プラグ交換するだけで本当にこんなに変わるの?と思うようなことがたくさん書かれていました。

ならば交換するしか無いね、ということで、購入して使ってみることにしました。

 

 

届いたのがこちら

4本入りのパッケージが到着しました。

ラシーンに使えるのは、BKR5ERX-11P という型番の商品です。

 

通常のイリジウム、ならびに上位機種のイリジウムMAXと比べて、500~1000円程度高価です。楽天のほうがちょっと安かったりします。

 

中心電極が極めて小さな端子になっていて、これにルテニウムという金属が使われています。

受け手の電極側にも小さな白金チップが使われています。突き出したような形で配置されていて、より発生した火花が混合機と接触しやすくなるとともに、長寿命を実現しています。

これらのあわせ技でプラグとしての性能がぐんと向上しているようです。

 

早速取り付けよう

早速プラグを取り付けます。

プラグの交換方法については、過去に記載したこちらの記事を参考にしていただければ幸いです。

 

ラシーンのスパークプラグ本体×4の交換

 

 

プラグキャップを外し、格安のロングタイプT型プラグレンチを使って、装着されていた純正指定のノーマルプラグを取り外します。

 

使われていたNGKのRプラグはこんな感じでした。

先端とガイシ部分が黄色っぽく変色していますが、これは今回交換前する2週間程前に、プラグ先端を真鍮ブラシで結構しつこくゴシゴシして洗浄したためです。真鍮が転写してしまって高温で焼けてしまったんですね。

 

ネジ山と反対側の白い部分の根本、「NGK R」と緑色で書かれている部分については、茶色く変色しています。特に一番右、左から2番めのプラグが顕著です。

これは「コロナ放電」とよばれるもので、微妙にプラグホールなどから吹き出したエンジンオイルの細かな液滴が、プラグ表面に発生した静電気に吸い付けられて吸着してしまったものです。汚れではあるのですが、さほど気にするものではないとのことです。

 

プレミアムRXプラグを取り付ける

さっきと逆の手順で、プレミアムRXプラグを取り付けていきます。

新品プラグなので、手締めで固くなった位置から、180~240度ハンドルを回します。NGKの推奨方法です。

 

 

 

走行インプレッション

始動性については、私がラシーンを手放すまで悩まされていた、「朝イチで普通に始動し、温間始動が悪くなる」という原因不明の症状が頻発していたため、インプレッションは控えさせていただきます。

このプラグ交換をして特に体感できたのは、低速域での加速性能です。

ホント体感できたんですよね。

 

初速のノリが速い

停止状態から走り出して、回転数が1500~2000rpmになったくらいの時の、「車がググッと前に出ようとする力」がこれまでと比べ明確に大きくなっていることを感じました。

「おぉっ」

と思うくらいの違いが有りました。

何かよくわからないけれど、効いてるかも知れないなぁ・・・・ といった不確実な感じではなく、交換した効果があったなぁと感じられるレベルでした。

明確に出足がよく、速くなっていました。

 

巡航時のエンジン回転数

巡航するときも、わずかですが回転数が低くなっているようにも感じました。

これが燃費の良さにつながるのかも知れません。

これはプラセボかも知れませんが、出足が良くなっていることを考えると、まんざら的はずれな感触ではないと思っています。

 

 

まとめ

若干高価なスパークプラグですが、高いだけの効果はあります。

車のカスタムパーツって効果を体感できるレベルのものって、値段の桁が全然違ったり、取り付けが非常に難しかったりするんですよね。

それが、時間にして15分もあれば交換できてしまい、なおかつ取り付けミスも少なく、極めてDIY向きなアイテムとなると、このプラグしか無いんじゃないかな?と思ったりしています。

 

興味がある方は、12ヶ月点検、車検前などでぜひ取り付けてみてください。

気持ちよく走れるはずです。

 

 

以上です。

 

 

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