ラシーンのウインカーの球切れが発生しました。
その交換の顛末を記載します。
球切れしたときに起こること
90年代の車の多くは、ウインカーの球切れが発生した場合、切れた方のウインカーを出したときにハイフラッシャーになります。
具体的に言うと、右の電球が切れた場合、
ウインカーを左に出すと、カッチン カッチン カッチン といつも通りの感覚で点滅するのですが、
右ウインカーを出した途端、カチンカチンカチンカチン といつもの2倍速で点滅します。
なので、「あ、球切れだ」とすぐに分かるんですね。落ち着いて車を止めて、ハザードを点灯させて車外に出て、どこが球切れしているのか確認しましょう。
2020年代の車だと、マルチインフォメーションディスプレイとかに表示されますね。
あとLEDウインカーとかだとほぼ切れないです。もし切れたら交換がUNITなので莫大なお金がかかりますが・・・
今回私のラシーンは、右前のウインカーが球切れしていましたので、交換します。
交換作業
ラシーンのフロントウインカーは、このプラスネジ一本で止まっています。
これを緩めて外すだけの極めて簡単な作業です。
ネジを外すとウインカーユニットがゴロンと外に出るので、裏から出ているハーネスを引っ張って、電球を取り出します。
オレンジ色の電球が出てきました。
これ本当はもっと透明度が高いのですが、中で腐食が発生して白くなってしまっています。完全に球切れです。
新しい電球に交換します。
そしたら間違って透明電球買ってきてやんの。
だめじゃん。これだとウインカーがオレンジに光らないよ。しかも23W仕様だから明るいやつだ。
とりあえず装着してみたら、点灯したときの色味が白っぽすぎて、右と左でアンバランス。
というか白だとフォグランプっぽく見えてしまって危険です。
とりあえず手元にあった耐熱性の半透明の絶縁テープである、「カプトンテープ」を電球表面に巻いて、簡易的なオレンジレンズ仕様にしました。
カプトンテープは明るいブラウンなので、なんとなくウインカーっぽい色に光ります。あと電球ってものすごく高温になるので、適当なビニールテープだと熱で溶けて火災の原因になります。電球にフィルムやテープを巻く時は注意しましょう。というか正しい電球を買いましょう。
まとめ
正しい電球を取り付けて、ウインカーユニットに収め、またネジを止めて作業完了です。
極めて簡単な作業なので、予防整備などでやる方は是非トライしてみてください。
↓正しい電球
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