ラシーンの外観について

 

今回の記事では、ラシーンの外観の画像を並べていきたいと思います。

 

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自分のラシーンは、1999年式のTYPE2と呼ばれるグレードです。

前・後期で分けると、後期型になります。

2000年8月に生産中止になったので、その1年前に生産された車両です。いわゆるモデル末期。
1993年の生産開始から5年は経過しています。マイナーチェンジや年式別の細かい部品の最適化。それに製造ラインでの作業者の成熟も進み、設計品質・製造品質共に、高い状態で生産された車両だと思います。

 カラーはサンドベージュという色。後期型から設定された色で、町で結構見かける色になっています。

宇都宮で見かけるラシーンは、サンドベージュと白が多いです。グレーのカラー設定がなかったので、保管する形でこの色が売れたのではないかと推察しています。

 

 

 

●フロントマスク

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フロントマスク。

天井のラインのエッジーさ、まっすぐ引かれた線の具合が素敵です。

前期型と後期型の見分け方ですが、フロントのグリルが縦になっている、そしてウインカーレンズがクリアなのが後期型です。

 

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前期型のTYPE1 背面タイヤ、ルーフレールがないのが特徴

 

前期型は、フロントグリルが縦横にリブが入っているような形状です。

そしてウインカーレンズがオレンジ。

好みはわかれると思いますが、前期型はやんちゃ後期型はエレガントな外観である、

という評価を何処かで読んだことが有り、なるほどそう言われればそう見えるなぁ…と思いました。

 

●サイドビュー

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左側からの画像。

かくかくした外観です。特にリアゲート付近のかくかく具合がすごく、荷室の側面窓など平行四辺形になっています。

そして注目すべきは、フロントガラスの達具合。

 

トヨタ・アクアの側面図

トヨタ・アクアの側面図

最近の車のフロントガラスは、フロントタイヤの中心からまっすぐ上に伸ばしたあたりからスタートし、そこからグイーっと寝かせて、天井とつながった様な形で装着されています。

空気抵抗をとにかく減らし、前方~上方の視界を広げるためです。

 

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ラシーンの場合それとは真逆で、ボンネットとフロントガラスの間には確実な変曲点があり、50度くらいの角度で立ち上がっています。

上の画像で示しました、AQUAのそれと比較すると一目瞭然です。

 

AQUAしかり、フィットしかり、マーチ然り、ミラージュ然りで、とにかく燃費を良くしようとすると卵のような形になります。

現代に生きる小型ステーションワゴンのカローラフィールダーメーカーHP)も結構丸い。似たり寄ったりです。

 

ある意味ラシーンは、今の車が割り切って捨ててしまった部分を持っていて、それがデザイン的に強烈な個性になっていると思います。

 それと、背が高い車に見えますが、意外と低い。

というかまじまじと見ると「薄い」印象を受けます。ぺったんこですね。

 

●タイヤ

タイヤは撮影時点では、アルミホイールに変わっていて、スタッドレスタイヤが装着されています。

(↓別途交換記事を書きました)

ラシーンのスタッドレスタイヤの交換について

 

 

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もともとはこういうデザインのホイールです。

先に記載した白い前期型ラシーンと同じ形で、色が黒く塗られた鉄製ホイール。
それに、プラスチック製のホイールカバーが即着されています。
可愛らしいデザイン。

タイヤは、PIRELLIのCinturato P6(チントゥラート)。いわゆるPIRELLIのエコタイヤグレードですね。引き渡された時点で、まだ9部山ほど残っていました。ありがたや。

夏の間は、倉庫に眠っています。

 

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ただ、カバーの側面がどれもこんなかんじで塗装剥がれが発生しています。

交換するか、塗装剥がしをして表面をキレイにし、別の色に塗り替えても楽しそうだなぁとか、いろいろ考えています。

ぬるなら真っ白に塗りたいです。

 

●背面

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RASHEENと書かれた背面タイヤの存在感がすごい、リアまわりからのショット。

これもまた天井に行くに従って真四角な外観が強調されています。

 

バンパーにバックランプが埋め込まれていて、ストップランプ&ウインカーのユニットが小さくなっています。これもデザイン上の一つのポイントかと思います。

背面タイヤが右側から中心に向かって張り出していて、バンパーには左側にバックランプを配置。左右非対称な形を、上下で上手くバランスを採っているようにみえるのも、非常に面白いポイントだと感じています。

 

●フルオープン

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あまりやることはないであろう、ラシーン・フルオープン。

本当はサンルーフも開けたかったのですが、装着されていないのが残念です。

 

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ドアから向こうの景色がはっきり見えると面白い。

リアハッチの跳ね上げの角度。リアタイヤの鉛直線上のポイントからガバっと開いています。

それに背面タイヤを広げると、横からだととても全長が伸びたように見えるのが面白いです。

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リアシートを倒しているので、フルラゲッジ状態です。

結構ボリュームのある荷室空間になっていると思います。

 

FULL OPEN RASHEEN at Utsunomiya Museum

ラシーン

上下に分割されたハッチは、上側をダンパーで固定していて、下側はワイヤーで吊るされる形です。とても面白いギミックで、下側のハッチは大人2人位が座っても大丈夫なくらいの強度があります。

ラシーンは外観と車体としてのギミックにも魅力が詰まった、見ているだけでも楽しい、素敵な車だと思います。

 

 

ラシーンの内装(前席・シート・ドアについて)

ラシーンの外観(フロントマスク・エンジンルーム)

ラシーンの荷室・リアハッチについてのまとめ(その1)

 

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