ラシーンのオーディオ交換① デッキの選定

2014-12-13 14.02.41

ラシーンは純正で、カセットテープが聴けるカーステレオが付いていました。

カセットの音自体も、多少音の鮮明性がぼやける程度。
オーディオを分析する耳は持ちあわせていないためかなり甘めの評価ですが、
自分が想像していたよりもいい音に聞こえました。

A面とB面が切り替わるのもレトロな感じで、コレはこれで楽しい。

 

tapecabinet

ただそもそも聴けるメディアがあまりない事と、通勤中にPODCASTなどを聴きたいとなった場合などは、
どうしてもカセットデッキではできる事に限界があります。

レトロな車内の流れからは離れてしまいますが、内装のカスタムとして、1DINのオーディオを購入することにしました。

 

 

●カスタムするオーディオに求めた条件

自分が求めた条件は、

  1. 取り付け形状が、カセットデッキと同じサイズ(1DIN)であること
  2. USBメモリーを介した再生ができる事
  3. アーティスト名/曲名などが日本語表示ができる事
  4. ラシーンの内装の雰囲気を極力壊さないこと

この4つです。

 

 調べてみたら、最近のカーオーディオは非常に安価になっていて、1と2を満足するオーディオだったら、新品で4000円台で購入できます。

↓例えばこんなの

 ただし、ディスプレイ表示がデジタル時計のようなカクカクした表記だったり、質感がチープな印象が強かったりして、積極的にラシーンに取り付けたいと思える物はありませんでした。

 

●購入候補①

当初候補に挙がったのはこちら。

70203510315

パイオニアのDEH-P7というカーオーディオです。(メーカーHP)

販売終了してから10年くらい経過した商品です。見るからに質感にこだわった外観をしています。ヘアライン加工されたインパネ。金属を多用したパネルが非常にそそります。

 

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発売当初から、数寄者には定評を得ているオーディオのようで、MINIなどはもちろんのこと、コペン・ラパン・ミラジーノといった車両、または80~90年代のジャガー、アルファロメオなどに使われている例を見たことがあります。非常におしゃれです。

これは先述の「条件4」を100%満たす、稀有な1DINオーディオでした。

 

ですが致命的な欠陥として、このオーディオはUSBが再生できないのです。CDのみ。ブルートゥースもない。

これでもしUSB/ブルートゥースが再生できれば迷わず選択していたでしょう。もうCDを何枚もダッシュボードに入れる生活には戻りたくない。。

正直そんな気持ちが湧き上がってきて、泣く泣く断念しました。

 

…この製品が出た後、いろんなメーカーHPなどを見ても、

  • エントリー ~ ミドルクラスのモデルで、
  • シックな落ち着いた雰囲気
  • 1DINオーディオ

というのがあまり発売されていません。恐らく1DINというかなり需要が限定されたジャンルにおいて、需要がないと判断されてしまったのでしょう。

 

USBやブルートゥースを搭載し、ある程度機能の取捨選択をすれば、響く所には必ず響くはず。

とも思うのですが、、、 大手企業で商売すると考えると、いろいろと難しいのかなぁとも思っていしまいますね。

 

購入候補②

DEH-P7がしっくり来なかったので、次に目が行ったのが、この商品でした。

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カロッツェリアのDEH-P01です。

ピアノブラックなインパネ。必要最低限の洗練された操作機器類。これは非常にかっこいいオーディオです。

 

で、価格を調べてみたら7万円オーバーで鼻血が出そうに成りました。 

 

created by Rinker
カロッツェリア(carrozzeria)/パイオニア(Pioneer)

い、一体こいつは何者だ-!!

 ってな感じでメーカーHPを調べてみたら、2009年に発売されて以来、絶大な評価を得続けている車用・ハイエンドオーディオでした。

すみません僕が無知でした。こいつ呼ばわりして申し訳ありません。

正直カーオーディオにここまでは求めていないっす。ただルックスは申し分なく最高なので、このテイストの外観で、量販品の廉価版を作って欲しいです。

 

 

購入候補③

あとネタ的な要素で欲しかったのがこれ。

 

tx5500d

パナソニックが送り出した、CQ-TX5500Dという商品。

2002年に発売された、車用に真空管を使用したオーディオ。

 

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日本語表示もなければCDしか聞けないけど、こいつを入れるんだったらそんなのどうでもいい。

真空管から発せられる、高音質というよりも柔らかいと評される音は、まさに唯一無二。

CDによってはエラーが多発するとか、ちゃんと音聞こうと思ったら、20分間の真空管の暖気が必要とか、数々の伝説を持つ名機です。

 

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発売から10年以上経過しているのですが、ヤフーオークションなどで4万円以上の値段で継続的に取引されています。

多少は欲しいけど、これを買ったらまた変態街道を大股一歩で踏み込んでしまいそうだったので、ここは却下しました。

 

 

最終的に購入した商品は…

振り返ってみたら、Ⅳのポイントを異常にフォーカスしていることに気づき、現実的な選択が出来るように路線に変更しました。

それと真空管オーディオのからみでヤフオクを覗いてみたら、中古オーディオ市場が結構活況で、中古オーディオを専門で修理している業者さんも居るようでした。

そこで見つけたのがこれ。

i320

カロッツェリアのDEH-P650です。(メーカーHP)  2011年に発売された商品です。

オークションにて送料含め7000円程度で入手しました。

 

USBの再生OK。AUXの再生OK。

持っていないけど、iPhoneの音楽再生も出来る。

Bluetoothの接続もできる。

そして日本語フル対応で、最大3行表示できるディスプレイ。

 

希望小売価格が22500円なのでミドルクラスのモデルですが、機能面は満足できます。

このクラスのものでも、ラシーンの純正オーディオよりは、アンプ機能などがしっかりしているはずです。

 

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あれだけ外観だ質感だと色々引っ張った割には、結局安いところに落ち着いてサイバーな雰囲気の商品を買ってしまいました。まぁこれをずっと使うわけではないしね。。

しかしこのガジェット感がムンムンしている外観、何より青ベースのイルミネーション。

これはラシーンに似合うか不安でした。せめて白ベース、もしくは黄色っぽい色だともう少し落ち着いた感じになったかなぁと思うのですが。。

 

ともかく、手に入れたからには取り付け無いことには始まりません。次回の記事で、取り付けをまとめてみたいと思います。

↓取り付け記事です

ラシーンのオーディオ交換② デッキの取り付け

 

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