ラシーンの荷室・リアハッチについてのまとめ(その2)

 

 

 

 

前回の記事では、ギミック満載のラシーンのリアトランクを空けたところまでの記事をかきました。

今回の記事は、車内やトランク内部のギミックに突っ込んだ記事を書きたいとおもいます。

ラシーンの荷室・リアハッチについてのまとめ(その1)

 

 

●後席を倒そう

2014-12-13 13.33.47 2014-12-13 13.33.53

リアシートを倒す時は、シートの横に付いている引掛け式のレバーを上に引っ張ると、ロックが外れます。

 

2014-12-13 13.34.23 2014-12-13 13.34.11

6:4で分割して倒します。

 

2014-12-13 13.40.14

シートを倒すと広大な荷室が現れます。ここまで広くなると、かなり使い勝手の幅が広がります。

 

2014-12-13 13.34.42

シートを倒した部分は、残念ながらフルフラットにはなりません。

ですが、シートの上段部分が反り返っていて、簡易的な荷物ストッパーになっています。

荷室となる裏面はカーペット生地になっていて、いい具合のすべり止めになっています。ただ汚れたものを雑多に載せるのは、ちょっと難しいですね。100円均一とかで売っている、薄いビニールシートが一枚あると、その点もかなりカバーできるでしょう。

 

 

●荷室の掘り下げ機構

2014-12-13 13.36.02 2014-12-13 13.36.06

荷室のそこについてある、1本のスリット。

これは、荷室のそこを取り外すことが出来る、底上げ機構になっています。

掴んでぐいっと持ち上げると、

 

2014-12-13 13.36.13

このような感じ。大きな板が仕込まれていて、持ち上げることで底が抜けます。

大体10cm位床が深くなり、その分背の高い物を積載することができます。普段使わないものを下に入れておくのもいいですね。

 

2014-12-13 13.38.49

上から見るとこんなかんじです。10cm分はかなり大きく、非常用の工具だとか、三角板・ブースターケーブルなどのセットを入れることができますね。いざというときに、とても便利です。

 

 

2014-12-13 13.38.39 2014-12-13 13.37.18

純正の非常用工具としては、取り外し可能なタイラップで留めてあったホイールレンチと、下段リアハッチの裏側にジャッキが置いてありました。

ホイールレンチはタイラップを緩めるのが非常に難しいため、取り外すことができませんでした。硬いんだよなぁ。あとジャッキも上下に突っ張った状態で固定されているため、ホイールレンチを使って少し縮めないと外せません。困った子達だ。。。

ホイール交換は500 37-500のほうが絶対やりやすいので、1個入れて置いてもいいでしょう。

 

●ド迫力のコンパネ

しかし驚いたのは、底板がまんまのコンパネ、合板だった事です。

制作から15年以上経過して居るんですが、日が殆ど当たらないことも有り、きれいな状態をキープしていました。製造段階で、多少表面は研磨してある形跡は見られるのですが、特につるつるというわけではなく、ワイルドに素材を活かした作りになっています。

 

2014-12-13 13.36.48

どん。

スイフトがそうなので、ラシーンもプラスチックとか樹脂製の板なんだろうなぁ。

リブとか入っていて強度が保たれるような作りなんだ~きっと。ってな感じで勝手に妄想をふくらませていたのですが、普通の板でした。しかも結構重い。

すげぇ。まぁ強度的には問題なさそう。。80kgくらいまでの人なら、乗っても壊れないとおもいます。
ただ荷室の形状に合わせて切断してあるので、DIYでこれを再現するには、それなりの大工道具が必要だとおもいます。

 

 2014-12-13 13.37.04

それからカーペット自体も、裏側はリサイクル材で作った「防音材」とほとんど同じような材質だったことも驚きました。機能的には問題ないのですが、もうちょっちい素材使うと質感上がるよなぁという感情も浮かび上がってきました。

 

ウッドデッキ:日産ラシーン RASHEEN 専門店 CHACHAI MOTO CLOTHING   チャチャイ・モトクロージング

そう思っていたら、チャチャイモトクロージングさんが、バーンウッドを使ったラゲッジルーム用のウッドデッキを作られていました。

これめちゃくちゃかっこいいです。時間ができたら、材料買い集めて是非作ってみたいんですけど。

横長の薄板買ってきて、縦リブを真鍮ネジで打ち込んで固定&補強して、取り外しはマジックテープで出来るようにして…。

夏辺りに…。

 

 

2014-12-13 13.39.48  2014-12-13 13.40.05

 

 あと面白いなぁと思ったのが、車体側に付けられている皿ビスが、カーペットを留める機能をもたせられていること。ぐいっと押し込むと、カーペットがネジに引っかかって止まります。

こういう複数の機能を持たせている構造体って、エンジニアの心を揺さぶられて、とても面白いです。

 

2014-12-13 13.30.37

 

最後にハッチを閉じる時は、このコーションステッカーの手順で。
まず下を締めて、 その後上をおろします。逆にやると、上のハッチを破壊してしまうので注意。

 

●まとめ

2014-12-13 13.33.11

以上がリアハッチのまとめです。

思った以上に書くことが多く、2部作になりました。

扉を開けるまでも、開けてからもギミック満載のどこでもドアです。構造自体はシンプルなものが多いので、使い勝手を改善するカスタムとかもTRYできそうだなぁと、記事を書きながら思っていました。

丁寧に乗りつつ、改善点に関しては、オリジナル要素を散りばめた面白いものを作っていきたいです。

 

以上です。

ラシーンの荷室・リアハッチについてのまとめ(その1)

 

2 件のコメント

  • はじめまして!

    いつも更新楽しみにしています。
    サンドベージュのラシーンかわいいですね。
    自分は白にオールペイントしたラシーンに乗っています
    前期型です。
    これからも楽しく拝見させて頂きます!

    • やーみーさんはじめまして。
      白のラシーンいいですね。一番きれいだと思います。
      前期型の乗り味も教えて欲しいです。

      これからもぜひご覧になってください。
      よろしくお願いいたします!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です