今回、故障していたラシーンのシフトランプを交換しました。
センターコンソールとよばれる、長いプラスチックの部品をはずさなければなりません。
作業自体は比較的簡単なのですが、ボルトなどの場所が少しわかりにくいので、今回詳細解説をしてきます。
この記事を読めば、あなたもすぐにでも交換作業が出来るはずです。
1.後部座席からボルトを外す。
これがセンターコンソールです。
後部座席用の灰皿とドリンクホルダー、並びにシフトレバーの部分まで、全て一体物のカバーになっています。
最初に外すネジはこれです。
前席のシートを思い切り前にスライドさせると見ることができます。
これをプラスドライバーで外して下さい。 左右にあるので、両方外しましょう。
ネジは無くさないように袋などに入れておいて下さい。
2.中央部のカバーを外してネジを外す。
サイドブレーキのしたの方に、目隠しされた蓋があります。
これをマイナスドライバー等でこじると、
このようなプラスネジ山が切られたボルトが出てきます。
これを外して下さい。
あまり強く締結はされていないので、ドライバーで外すことが出来るはずです。
戻す時も、外れない程度の締付けトルクでOKです。あまり強く締めてしまうと、樹脂が割れてしまいます。
この状態まで作業が完了すれば、ネジを外すのは一旦終了。
後ろのドリンクホルダー辺をつかむことで、コンソール自体を引っ張り上げることができるようになるはずです。
前方にもう一箇所ネジが止まっているので、あまり強く引っ張らないようにして下さい。
3.シフトカバーを引っぺがす
センターコンソールを浮き上がらせると、上の写真のように指が入る程度の隙間ができます。
まず外したいのは、シフトセレクターを覆っているカバーです。
そこに指を突っ込んで、上に引っ張りあげるとカバーが外れます。指を挟んでしまったり、バリや角で指を切らないように注意をしてくださいね。
シフトセレクターが見えてきます。結構汚れている場合が多いので、ウエスやアルコールティッシュなどでホコリを除去してあげましょう。
全体的に言えることですが、この辺の普段外さない箇所ってとにかくホコリがたくさん溜まっています。
こういった機会にぜひ掃除をおすすめします。最悪火事につながるので。
・・・ラシーンレベルだと全然問題ないとは思うんですが、1970年台とかの旧い車だと、こういったホコリとかも機械のしぶりや電気系統のショートなどにつながったりします。
馬鹿にできなかったりするんで怖いです。
カバーを外すと最後のネジが2個出てくるので、これを外して下さい。
4.コンソール全体を浮かす
ここまで作業が進めば、センターコンソールを浮かすことができます。
青いケーブルが見えるかと思いますが、これが電球がつながっているケーブルです。
これですね。青いカバーで覆われた、赤い線がプラスチックのカバーに刺さっています。
先端のカバーは、時計回りにひねると外すことができます。
こんな感じで。
細長くなっているので、つまみやすくできています。
電球は回さずにしっかり掴んで引っこ抜くと外れます。
5.電球の交換
電球の交換です。
代わりの電球は、ホームセンターなどで普通に売っている、スタンレーのウェッジ球です。
金口の径はT20.12V 3.4Wのもので、メーターのランプなどに使用されている物を使いました。
元々ついていた電球は何やら青い被覆がついていたのですが、再利用しようとして剥がしたらゲロゲロになってしまったので、これはそのまま廃棄。。
後でわかったのですが、この青い被覆って黄色っぽく発光する電球を白く見せるためのカバーのようで、市販されているものでした。
今回は使用しませんでしたが、リンクを張っておきます。
この金口に、
新しい電球を差し込むとこのような形になります。
クリアーです。
ポジションランプを点灯させてみると、無事点灯しました。成功です。
温かい電球色は何か懐かしさすら覚えますね。
LEDに交換する人も多いようなのですが、大して燃費に影響しないレベルの電力消費量であること、それとこの温かい色味が好きなので、こちらの電球をチョイスします。何より安いですし。
6.組み立て
あとは今まで取り外したものを、逆の手順で組み付けていけば完了です。
他の日産車はもちろんのこと、90~2000年代迄の車の構造は基本的に同じなので、上記の手順を踏めば簡単に交換ができると思います。
是非参考にしてみてください。
追伸:動画を作ってみました。
スマホの機能を使って、スライド動画を作ってみました。ぜひ良い評価をお願いします。
今回は以上です。
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