ラシーンのバッテリー交換・型番について

 

先日の記事で、私のラシーンが半ドアで室内灯が付きっぱなしになり、バッテリー上がりを起こしてしまいました。

当該の記事はこちら↓

ラシーンのバッテリー上がりについて

 

 

 

そしてFacenbookでシェアしたら、のコメント欄で読者さんとやり取りしたんです。

「半ドアでも普通は一晩くらい持つよ」
「バッテリーが弱ってるのかもね」

こんな会話です。凄く貴重な情報と指摘でした。

幾つか思い当たる事象があり、バッテリーを調べてみたらすごく安価だったので、これを機にバッテリーを交換することにしました。

 

 

この記事の狙い

この記事ではラシーンのバッテリー選定、購入方法、交換方法を記載します。

バッテリーの寿命をUPさせる、初期充電のやり方も記載します。

 

 

 

ラシーンの純正バッテリー

ラシーンの純正バッテリーはこれです。

信頼の日産純正部品ブランドのPITWORK製。

追記:

現在もうこのPITWORKブランドでのバッテリーは販売されていません。日立ケミカルのこちらのバッテリーがより廉価な代替品として使えます。

 

 

本来の純正指定は、「28B19L」というサイズです。ですが、もう日産純正部品としてはラインナップされていません。

代替品としてこちらの「40B19L」を指定されていました。(日産純正部品の紹介ページへ)

頭の番号が28Bと40Bで違いますが、すごく簡単に説明すると、同じサイズで代替品のほうが容量が大きいよ!という意味です。末尾の「L」は、マイナス端子が左側ですよ!という意味。「R」だと右ですね。

 

ちなみにMADE IN JAPANで、日立ケミカル製でした。

大きい分には特に問題ないので、こちらを買いましょう。

Amazonで注文し、3日ほどで届きました。宅配便のドライバーさんありがとう。

 

 

 

装着前の準備

まずやるのが初期充電です。

このように、バッテリーチャージャーを使って充電を行います。

 

手順:

  1. +と―の端子をバッテリーに繋ぐ。
  2. 本体の電源をコンセントにつなぐ。
  3. 充電モードを3Aに設定する。
  4. 一晩放置

これだけです。あとはバッテリーチャージャーが、勝手に最適パターンで充電をしてくれます。

 

初期充電の意味

この初期充電は、別にやらなくてもいいんです。大概のバッテリーは充電されてますから。ただ、車用品店などで長期保管されている品などは、たまに放電が進んだ弱いバッテリーになっていることがあるらしいんです。

1週間に数度、それも短距離しか車に乗らない場合。また冬場に交換する場合などは、これをやっておくだけで相当寿命が変わるとのこと。簡単なので、やっておくに越したことはありません。

 

↑お勧めのバッテリーチャージャーはこちらです。

安価で使い方も簡単。評価もいいです。もちろん僕も満足しています。

 

 

ラシーンにバッテリーを装着

初期充電が終わったら、いよいよバッテリーを取り付けます。

 

 

最初の注意点

バッテリーは10kg近くある重量物なので、しっかり持ってください。

足に落とすのも大怪我のもとですし、割れたら強酸が飛び散って大変危険です。

出来ればすべり止めが付いた軍手をしましょう。

 

 

作業手順

まず端子を外します。10mmのメガネレンチ、またはソケットレンチを用意しましょう。マイナス側を外し、次にプラス側。プラスの赤いキャップは爪でひっかければ簡単に外れます。

念のため、コードの被服が剥がれていたり、銅線が折れていないかなど簡単にチェックしたほうがいいですね。

次にバッテリーを固定している金具を外します。これも10mmのメガネ、またはスパナがあれば簡単に外れます。

 

そして持ち上げます。例によって落とさないように注意。

 

台座の部分が汚れていたり、さびていないか確認。

簡単に掃除をして、さびていたら錆止め塗料を塗ったり、黒錆転換材などを塗布して防錆します。

 

新旧バッテリー。右が新しいです。

わかりにくいですが、旧い方も水は規定量入ってるんですよね~(涙

劣化してたのかなぁ。

 

 

問題なければ、新しいバッテリーを設置し、固定金具を取り付け。

 

最後に+、-の順番で端子を取り付けたら、作業完了です。

 

 

エンジン始動

凄いです。

力強くエンジンが始動しました。

今までより明らかにショートクランキング。

キュキュキュキュキュ ブルン!

だったのが、

キュキュボ ブォルン!

に変わりました。

おー激しい。

 

なんかうちのラシーン君は、時々始動性が悪いことがありまして、

「クランクセンサーとかカムポジションセンサーあたりが不良起こしてるのかな?」

なんて、勝手に思い込んでいました。原因の一つがバッテリーだったんですね。

 

ただ3回目くらいから、またちょっとロングクランクに(苦笑

 

このまま様子を見てみましょう。

 

 

 

まとめ

以上で交換作業は終わりです。

必要な工具もメガネレンチのみ。手順さえ押さえれば、だれでもできる非常に簡単な作業です。

  • 最近セルが回っている時間が長いなぁ、
  • 前回の交換から4年以上は経過したなぁ
  • 交換やってみたいなぁ

と思っていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

2 件のコメント

  • こんばんは。
    連続コメントすみません。
    ECUの制御の問題なのか、エンジンが中途半端に暖まった状態だと始動性が悪いことが多い気がします。コンビニに長めに寄ったときですとか、スタンドから出る時ですとか、、、
    冷めた状態、しっかり暖まった状態、ではたいていは気持ち良く始動するようです。

    • >ラシーンカフェさん
      いえいえ、たくさんコメントいただけて嬉しいです。

      >エンジンが中途半端に暖まった状態だと始動性が悪い

      なるほどー、たしかに自分のもこれに該当する気がします。

      朝一の始動は割りとよくて、ちょい走りしたあとの再始動が悪かったりするので、ECUのプログラム問題かも知れないですね。マッピングか、センサーのセンシング・・・?

      劣化の線も、当然捨てがたいですが。専門店さんにお話を聞いてみたいです。

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