先日の異音がするリアメンバーの修理の際、タイヤ屋さんのリフトを使用しました。
↓ゴムのブッシュが壊れていました。簡易修理しています。
その際メカニックさんに、「せっかくだから潜ってみたら?」とお誘いを受けたので、ご厚意に甘えて潜ってみることにしました。
普段お目にかかれないエンジンの真下。覗き見するのは結構興奮します。
オイルパンが登場
まず見えてきたのがオイルパン。オイルを溜めておく容器。3リットル分くらい有ります。
このオイルパン、紙や金属のガスケットが入っておらず、液体ガスケット系のシール材のみで止まっています。
なので、経年劣化したら漏れてくるのが必定。僕のも若干漏れているそうです。
ですが、オイルパンを外すにはエキゾースト・マニホールドから伸びる、このとんでもなく強烈なマフラー類をはずさなければなりません。
DIYでできないことはないけど、結構荷が重い。。なので二の足を踏んでおります。
舵取り関係も現時点では良好
ステアリングのブッシュ。パッと見た限り、切れていたりグリス漏れなどはしていなさそうでした。
その右側に見える緑の物体が、おそらくオイルフィルター。日産純正ではない、よくわからない仕様のものが取り付けられていました。
次回交換するときは、上記の日産純正販社のピットワーク製オイルフィルターを使おうと思います。
左右のドライブシャフトのブーツも、特に異常なし。
ここが壊れたら結構イタイ。
タイヤも山はまだまだたくさんあって、ブレーキパッドの残量もまだ残っていそうでした。安心できそうです。
トランスファーも無事
4WDやFR車両に取り付けられている、後輪に駆動力を伝える装置。ビスカスカップリング。クラックや漏れなどはなさそうです。ここもできれば壊れてほしくない部分の一つです。
写真の右側にあるのがトランスファーという部品で、ここの中にもトランスファーオイルという定期交換油脂が入っています。ですが、これまたなかなか交換しづらい構造でして…。オイルを横向きになっている穴から注入する必要があります。エンジンのより深いところに潜る必要が有るため、前回実施した、デフオイル交換以上の難易度です。いずれはやりたいですね。。
デフも漏れなし。
シールテープを若干キツメに巻きすぎたんじゃないか?と不安だったリアデフですが、漏れはなさそうです。
こちらも一安心です。
マフラーも今のところ大丈夫そう。
このラシーンをヤフオクで買った状態から登録するにあたり、最も盛大かつドラマチックな整備を行った箇所が、このマフラーの交換でした。
正確には、マフラー中間パイプの修理です。
GM-8300という、強度・硬度・耐熱性のなどのあらゆる局面から見て、僕が知りうる限り最強の耐熱性パテを使って補修をしました。
金色に輝いているのがそのパテです。というか、元々は白っぽいグレーだったのですが、どういう理屈なのか金色に変色していました。
全くよくわからない。触った限りでは特にクラックや剥がれもなく、カチンコチンに固まった状態をキープしています。
2014年11月末に補修を完了したので、もうすぐ7ヶ月になります。現時点では、耐久性能に問題はなさそうです。ほんとうに強いなこのパテ。。
(※最終的には3年弱持ちました。)
その手前のパイプ部分も、結構な赤錆が出ているものの、さしあたっては穴も空かなそうなので大丈夫だと思います。
ちなみに、ストレート部分が金色になっているのは、僕がしこたま真鍮ブラシで削りまくったためです。
まとめ
今回は、メカニックさんのご厚意でラシーンの下に潜ることが出来ました。
リフトってほんとうに便利ですね。DIY時はフロアジャッキとウマで代用していますが、やはり信頼性と作業の簡便さが、リフトのほうが数段上だと認識しました。
また使わせていただけるとの事だったので、オイル交換だったり、何かトラブルが合った時は、しっかり準備をしてお伺いしたいと思います。
こういうお店と仲良くしておくことで、今後何かトラブルが合ったり、やりたいことができた時に迅速に対応できるよなと感じました。
今後とも仲良くさせていただけたけるよう、定期的に遊びに行きたいと思った次第です。
以上です。
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