お盆休みにラシーンで日光にいった話をします。
以前にも日光にいった記事を記しましたが、今回は日光いろは坂を登った向こうの「奥日光」です。
そのいろは坂。
紅葉で有名なのでご存知の方も多いと思いますが、関東屈指の峠道です。
第一と第二の2本があり、それぞれが降りと登り。のぼりとくだりで47個の大きなカーブが有り、いろはにほへと・・・と名前が付いています。傾斜も急でヘアピンカーブが多い九十九折。夜になると頭文字Dさながらの「峠バトル」が繰り広げられる場所でもあります。
自分と嫁と、嫁の友達。大人3人を乗せて、ラシーンをぐいぐい上らせました。
重さと非力さを痛感
まぁまぁ登らない。ここまで登らないとは思いませんでした。
いろは坂は2車線の一方通行なので、僕はバイクでも車も右側を陣取って、遅い車をどんどん追い抜いていく走り方をします。今回のラシーンの走り方もそれでした。まぁできたはできたけど本当にしんどかった(汗
まずドライブモードだと、ギアを上へ上へとどんどん上げたがるので、低速トルクを稼ぐべく、いろは坂に突入した段階で2速に固定。
暫くハーフスロットルで登るも、ヘアピンカーブで苦戦する大型観光バスをパスするとき、2速全開フルスロットル。
にも関わらず、スピードメーターが「じわり」としか動かない。
脂汗が「ダッ」と出ました。
「うわっ・・・・この車、パワーなさすぎ…」
標識なかったのですが、体感でおそらく15%くらいの急勾配。ぶっちゃけ急坂。
とは言え、全然速度が上がらないラシーンにドン引きしました。
全行程では他の車よりも若干速いペースで上ることが出来たました。でも踏み込んでも踏み込んでも、登りでは45km/h以上は加速しない。できない。
ラシーンのエンジンとATは、とことん山道向けではないことがわかりました。
車両総重量1500kgの車を登らせるには、90年代初頭に設計された実用車エンジンでは、きつい峠路での気持ち良いスポーツ走行は無理かも。
SR系エンジンを積んだ、1800ccとか2000ccだと多少はいけるのかもしれませんが。。あと5速マニュアルだったら、もう少しキビキビと走れる気がします。
ていうか91馬力のスイフトのほうがよほど普通に山道を走れる気がします。
300kg近く軽く、CVTの制御も優秀なので、踏めばパワーなりの加速をしていくし。車重、より出力を絞り出しやすいエンジン特性、いろいろな状況に対応できる緻密なミッションの制御。これらってホント大事なんだなと感じさせられました。
ワインディング性能
SUV的な味付けなので、サスペンションのストロークは大きめ。
それにともなってロールは大きいものの、4WDのお陰でタイヤのグリップ感は良好。登りも下りもタイヤがしっかり地面をかんでいて、滑る気配はなかったです。ハンドリングは凡庸というかだるいセッティングになっていて、キビキビとした回頭性は感じられず。
まぁそういう乗り物じゃないということでしょうね。
怖かったのが、下りでブレーキを多用したら「フェード」したようなフィーリングがあったこと。だんだん効きが悪くなっているような感覚に襲われました。肝を冷やす心地ですした。。四輪ディスクなんですが、重いのでしょうか…?
とりあえずエンジンブレーキを多用してのりきりましたが、下りも登りと同じで、坂道と1速と2速の守備範囲が微妙に食い違っていまして…。これまた乗りづらいです。
まぁ、ラシーンは峠道を軽快に駆け抜けるマシンではない、ということですね。
日光の景色を
最後に奥日光の景色をご覧ください。
中禅寺湖の遊覧船。どんなもんだろうと思っていたらとても楽しかったです。波が全然なくてとても穏やか。みんな笑顔でした。
スワンボートに乗ったり、貸し切りの高速モーターボートに乗ることも出来るみたいです。今度乗ってみたいですね。
華厳の滝は霧がかかってあまり見えなかったんですが、飛沫に包まれてとても幻想的でした。
まとめ
とても楽しい休日を過ごせました。
ラシーンで山道を走るのが、一つの夢というかやりたいことだったので、かなって嬉しかったです。
以上です。
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