ラシーンのオイル交換+オイルフィルター交換

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先日、スロットルバルブの薬剤洗浄を記事にしましたが、それと時を同じくして、エンジンオイルの交換も行っていました。

今回はその記事です。猛暑のまっただ中でやってやりました。

 

ラシーンのエンジン洗浄(特にスロットルバルブ)

 

 

オイルの選定

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今回もMOTUL4100を使用しました。

前回のオイル交換からは5500km程度。オイルは5000~10000kmで交換しましょう。

片道10km程度の通勤で使っていて、結構渋滞が多いシビアコンディション。加えて今年の夏前半は、気温が40度に届かんとする「強烈な猛暑」だったので、エンジンオイルにもかなり負担がかかっていただろうと想定出来ました。なので早めの交換です。もう少し涼しかったり、片道20km程度を比較的渋滞知らずで走れるような環境だったら、交換サイクルはもっと伸ばしてもいいかもしれません。

 

粘度は10W-40です。純正指定が5W-30なので、一つ固めにしました。。
燃費に関しては若干不利ですが、油膜がしっかりする分エンジンには有利ではないかと考えています。僕の基本的な考え方は、

「1~2km/l燃費をのばすよりも、良いオイルを使ってエンジンが長持ちしてくれればトータルでのコストは良いだろう」

という考え方です。賛否はあるでしょうが、良いオイル使ってあげたほうが車も嬉しいと思うので。

 

交換作業(オイル抜き)

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車両をジャッキアップしてから交換作業スタート。

 

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詳細な手順は省きます。もし手順を把握されたい方は、前回の交換記事をご覧になってください。

ラシーンのオイル交換② 交換編

 

 

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おもいっきり手前にピンぼけしていますが、ドレンプラグを抜いてオイルを抜きます。勢い良く飛び出てくるので、こぼれれないように注意。

 

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まだ茶色っぽさを残しているのですが、汚れていると言って差し支えないコンディション。いい頃合いです。

 

 

オイルフィルターも交換

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今回オイルフィルターも交換しています。

 

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日産の純正ブランド ピットワークのAY100-NS007 1.5Lのラシーン用のオイルフィルターです。

車検の時にフィルターを交換してもらって、前回のオイル交換時はオイルのみ交換したので、今回はフィルターを交換します。

 
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写真を撮る前にもう取り外してしまったので、新しいフィルターの取り付けのところから説明します。

 

 

オイルフィルターの交換作業

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まずジャッキアップした後、右の前輪を取り外します。

オイルフィルターを交換するには、工場の作業用リフトなどを使って思い切り車両を持ち上げるか、このようにタイヤを取り外して隙間から作業するかの2パターンです。

 

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この穴から手を入れて、新旧のフィルターを交換します。古いフィルターを外す際は、フィルターレンチが必要です。

外したらオイルが結構な量こぼれ落ちるので、下に受けを必ず用意しておいてください。

 

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自分はこういう形のフィルターレンチをホームセンターで購入しました。1000円位です。

76mm以上のサイズのものです。大体3種類ラインナップされていて、真ん中のサイズです。それより小さくても大きくても使えませんのでご注意を。

よく「オイルフィルターなんて手締でOKだ!」と言われている方がいますが、よほど握力に自信がない方以外は、レンチを使ったほうが無難です。
手締から1/8回転くらいはトルクを感じながら締め込みましょう。走行中緩んだら偉いことです。

 

 

 

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オイルフィルター取付部を外したところ。真ん中のネジが飛び出している部分がフィルターがつくところ。汚れていたら、きれいな毛が立ちにくいウエスで拭いておきましょう。奥にはセルモーターが見えます。

 

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手締で締め込めるところまで閉め込んで、そこから先述の通りレンチで1/8回展程度締め込みます。これで漏れてこないとおもいます。

 

 

オイル注入

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ドレンプラグを締めて、タイヤを取り付けて、車両をジャッキからおろして、水平状態にしてからオイルを入れます。

別に斜めの常態で入れてもいいと思うのですが、オイルレベルを計測する際は、確実に車両を水平にしましょう。そうしないと入れ過ぎの危険があります。オイルを入れすぎてしまうと、燃焼室にオイルが入り込む危険性が増大し、最悪エンジンが壊れます。

 

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ジョウゴにオイルを入れます。直接投入してもいいのですが、こぼれた時に対応しづらいものも多いので、ジョウゴに一度入れることをおすすめします。

 

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今回はオイルフィルターを交換をしたので、きっかり3l近くはいると思います。

 

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軽くエンジンを始動して、2~3分放置した後にオイルレベルを計測。3リットル入りました。レベルゲージ的にはちょうど真ん中です。こんなもんでしょう。OK!

(オイル給油口のフィラーキャップは、確実に閉じてからエンジンを掛けましょう。エンジンルーム中にオイルが撒き散らされます。私はやりました)

 

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最後ホコリや油脂で汚れていたエンジンルームを、固く絞った雑巾で軽く水拭きして掃除。

これで作業完了です。

 

 

試走

交換作業終了後の走行の様子です。

加速の息つきもなし、スムーズに回転が上がる、エンジン音が静か。巡航してスロットルを抜いた時の滑るような感触。いい感じです。

新油に変わったことと、スロットルバルブの洗浄が終わったこともあり、非常に気持ちよく走行出来ました。

 

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交換したのは8月7日前後。

結果論になってしまうのですが、この後気温がぐんぐん下がり、お盆からお盆明けに関しては20℃台前半という非常に涼しい気候に恵まれました。

一番暑い時に作業をしてしまったことになります。軽く脱水症状になりかけました(汗  

 

作業後コンビニにドリンクを飲んでいた時、横に町工場的な自動車整備工場があり、

「オイル交換今すぐできます!工賃1000円!」

という幟がはためいていました。

 

「こんなに苦労して汗書いて1000円浮いただけかい」

 

的な気持ちにもなりました(苦笑 

ただ、自分でやることで車の構造がわかり、車の状態がわかり、実際どのくらいの作業負荷を知ることができたりと、得られることもとても多いです。

例えば、手が汚れることが意外と苦痛でもなかったり、車体の泥がなかなか落ちないことに困惑したりとか、毎回発見があります。そういう実体験に基づいた引き出しが多い程、面白い人になるんじゃなかろうか、なんて思っている次第です。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。

 

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