ラシーンの相場を調べてみました
ラシーンは1994年の12月に発売されて、2000年8月まで販売を続けられました。
1997年の1月にマイナーチェンジが入りました。
大きな変更点としては、グリルのデザインとカラーが変わり、1800ccモデルが追加されました。
それから細かな仕様レベルの変化点があった、かと思います。
モデル全体を通して、デザインは変わっていません。
値段の相場はピンきりで、5万円くらいのものから100万円オーバーのものまであります。
(カーセンサー:ラシーン、 GooCar:ラシーン)
慣らしてみると、およそ25万円から50万円くらいが相場の様です。
これに乗り出しに+10万円くらいを見積もっていたほうがよいかと思います。
値段的にはまあこんなものかな?という感じもしないでも無いのですが、
15年落ち、どうかしたら20年近く前の車両にしては、そこそこ高めのプライスだと思います。
驚くのが8万キロとか10万キロ近く走っている車両でも、内外装の程度がよく、装備が充実していたりすると、車両価格で40万円くらいする物もあります。なかなか驚異的な値段だと思います。
調べた所、安価な車両はおそらく“売りっぱなしの中古車屋さん”にたくさん在庫してありました。
購入後のサポートはほぼ無いでしょうし、正直購入するのに多少躊躇してしまいました。
専門店の存在
ラシーンで忘れてはいけないのは、専門店さんの存在です。
100万円とかの値段になっているのは、専門店さんが製作したスペシャルモデル、もしくは細かいところまで整備を施された、愛情たっぷりの車両だったりします。
これら専門店さんは、ラシーン向けのパーツを作って頂いていたり、整備・カスタムのノウハウを多数公開されています。
これらをベースにして、密度の高いラシーンを愛するカルチャーが出来上がっているようです。
ちなみに専門店さんとして有名なのは、
関東圏では、横浜のBlooomさん
関西圏では大御所のスピードウェルさん
後は福岡のHAPPY DRIVE あいうえオートさん。
このほかにも専門店さんはたくさんあるみたいです。特に関西が多いです。
ここいらで買うと、お金はいくらかかるものの、しっかりとした整備をやってもらうため、最終的には長く乗れる車両に仕上がると思います。
故障しそうな部分、故障しやすい部分を事前に修理しておく「予防整備」の大事さは、自分が乗っている旧いバイク、Z400LTDに長年乗っていることからも十分理解しています。
避けられない予算との兼ね合い
しかしながら、仮に見積もりを出してもらうと、予防整備を含めた諸費用で100万円近くになることがわかりました。
完全に予算をオーバーです。
そこで私が注目したのは、ヤフオクでした。
どうせ安価な車体を狙い、期待できない保証も必要ないのであれば、直接交渉できる場を使った方がいい。
車検に通すだけの整備ならば、自分でもある程度はできるし、最悪代行業者を使えば良い。
運命のめぐり合わせが上手く導いてくれれば、良い車両が見つかるかもしれない。
そんなことを考えながら、ヤフオクを見続けていました。
出会いはすぐにやってきた
そんなおり、ヤフオクを真剣に見始めてから3日程度しか経過していない時点で、この車両と出会ったのです。
となり町の、車で40分位のところから出品されていた、このラシーン。
- 1999年式 1500cc AT
- 走行距離は59000km
- 禁煙・女性ワンオーナー車両
- 外装に多少傷有り
- マフラーの消音器に亀裂があって音がうるさい。
価格は伏せますが、この走行距離と年式では、一般のお店では絶対に手に入らない価格です。
かなり質問・ウォッチが入っているようで、活発なやりとりがされていました。自分もそれに乗って、メールを送ってみることにしました。
すると直ぐに返事をいただけて、現車確認をすることに成りました。
正直ヤフオクで車を買うという行為に、抵抗がなかったわけでは有りません。
誰も責任とってくれないし、騙されたらどうしよう、と言った不安は少なからずありました。
ですが、出品者さんの人柄が良さそうだったことと、車の整備というのもチャレンジしてみたい事だったこと、マフラーの修理についても、サイレンサー付近だったら構造がある程度わかるので、行けるかもしれない、という判断をしました。
かくして、実際に現車確認をして、購入するか否かの判断をすることになったのです。
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