先日執り行った、ラシーンのスロットルバルブの薬剤洗浄。
その後、3週間ほど走っての経過を報告します。
始動性について
若干よくなりました。
以前は朝一、会社からの帰宅時など、エンジンを切ってから小一時間経つと、セルを2〜3秒回さないとエンジンがかからない症状が出ていました。割合にしてほぼ100%。
ですが作業後はかなり改善し、朝一でもセル一発が6割強になりました。これはかなりの改善だと思います。またセルの長回しを強いられる場面でも、長くても2秒以内にはエンジンが始動するようになり、病状が改善されています。
バルブなどのエンジン吸気系の汚れ以外にも、いろんな原因が複合しているのだろう、とおもっていたのですが、かなりのウェイトを占めていたようです。
低速での息つき
これは殆ど無くなりました。
以前は、時速20〜30km/h程度の低速で坂道を走行しているときに、再加速するとズボボボボッ・・・・とう情けない音がとともに失速する、という恐ろしい事象に見舞われていました。頻度はときおり、忘れた頃にという感じ。いきなり失速してスロットルを煽っても加速しないので、これは本当に怖かったです。
作業後は、この事象がほとんどなくなりました。エンジン内の汚れだったり、スロットルバルブの汚れとかが悪さをしていたと考えています。
改善して良かったです。
全開走行のすすめ
あとこの手の古い車に乗る時は、二週間に一回くらいは全開走行やったほうが調子いいのかもな、と思うようになりました。
例えば見通しの良い直線道路で、ギアを2速くらいに落として、法定速度内で回転をあげまくる。
これで走行することで、スロットルバルブやエンジン内に堆積したカーボンとかを強制的に燃やしてしまう。「がんがん全開にして走ったほうが調子良いエンジンになるよ」という言もきいたことがあります。どうしても普段使いをしていると、トコトコとのんびりな走行パターンになりがちです。ましてや昨今の燃費史上な風潮もあり、スロットルを開けること=悪 というマインドが蔓延している気がします。
そこで開ける。
時々燃費を無視してアクセルペダルを蹴飛ばす。
エンジンも目を覚ますかもしれません。あれ、俺こんなパワーあったんだ! って。
前の車とか、スイフトではたまにやるんですよね、この全開。
スロットルの学習効果とかもあるんでしょうけど、かなりレスポンスが変わります。これはラシーンでも定期的にやってみたいと思いました。
まとめ
最近似たような症状に悩まれている方は、このスロットルバルブの洗浄。一度お試しいただきたく思います。
自分の場合は、効果があったと言い切っていいような結果が出ました。
あなたの車のスロットルバルブ、汚れているかもしれません。それがオイル交換前の一手間で綺麗にすることができれば。
エンジンのネガが払拭され、快調に走る車に戻るかもしれません。
作業の内容はこちらの記事に書いています。
興味がある方はお試しください。
以上です。
はじめまして。
みんカラ以外で、ラシーンのブログを継続されている方を初めて見かけました。私もラシーンが好きで、水没事件の後に三ヶ月探して買い直した程です(一旦、諦めようとして、全損で保険貰ったのですが、諦めきれませんでした)。
何だか嬉しかったので、ちょっとブックマークさせて頂きますね(*^^*)
オイルを10wー40に交換した後からこの息継ぎ症状が出てきていたので早速洗浄してみます!
本当にいつも勉強になります( ´ ▽ ` )
私も炎天下の作業になりそうですが頑張ります(笑)
ちなみに以前ご相談したオイル漏れはディストリビューターからで、リビルト部品で交換してもらいました。これでひと安心です。
特に記事にする整備がないって事はラシーンが健康ってことですよね!
日常メンテナンスや気をつけているポイントなどありますか?
私は息継ぎ症状が出る時はエアコンもカーステもOFFにすると良くなるので朝1で車を動かす際は使わないようにしています。そんな感じの個人的なテクニックがあれば是非記事にして欲しいですヽ(´▽`)/
>春さん
コメントありがとうございます。
そういえば息つきありましたね(汗 洗浄後もしばらく出ていたのですが、気が付いたら消えていました。スロットルバルブの汚れだけが原因だとは言えないでしょうが、効果はあるかと思います。
熱中症には気をつけてくださいね~。
オイル漏れも治られたようでよかったです。
また小技的なことについてですが、気をつけているのは・・・ ATを操作するときに、リバースからドライブに入れる時は一拍置くようにしています。
車両が後退中にドライブレンジに入れると、変速ショックでATが痛むんですね。ミッションが壊れると金銭的に相当痛いので、その点は気をつけています。
小技はまとめて記事にしてみますね~。